はじめに
人生をより充実させるために、多くの人が「好きなことを見つけて、それを仕事にしよう」と言います。YouTuberのキャッチコピーのようにもなっていたと思います。
確かに、自分が情熱を持っていることを仕事にできれば、それは素晴らしいことです。ただ、多くのサラリーマンにとっては嫌なことが多すぎて好きなことなど考えられない。考えても虚しいだけという状態になっている方も多いと思います。私もかつてはそんな状態でした。
なので、好きなことを見つける前に、まず嫌なことをやめることが重要だと考えています。
嫌なことをやめることの重要性
嫌なことを続けていると、ストレスが溜まり、エネルギーが消耗します。
その結果、自分が本当にやりたいことを見つけるための時間や心の余裕がなくなってしまいます。それが当たり前の状態になると、嫌なことをやり続けることが当たり前となり、エネルギーが常に枯渇したような状態で日々を過ごしていくことになります。
嫌なことをやめることで、心と体が軽くなり、新しいことに挑戦するためのエネルギーが湧いてきます。
ステップ1: 嫌なことをリストアップする
まずは、自分が嫌だと感じていることをリストアップしてみましょう。
仕事、人間関係、生活習慣など、あらゆる面で嫌なことを洗い出します。具体的に書き出すことで、何が自分をストレスにさせているのかを明確にすることができます。
ステップ2: 優先順位をつける
リストアップした嫌なことに優先順位をつけます。
すぐにやめられるもの、時間がかかるもの、他の人の協力が必要なものなど、実現可能性を考慮しながら優先順位を決めます。
例えば、ちょっと嫌だけど、変えるための労力が大きいものは優先順位としては低くなり、すごく嫌だけど、簡単に変えられるものは優先順位が高いものとなります。
ステップ3: 少しずつ行動する
嫌なことを一気にやめるのは難しいかもしれませんが、少しずつ行動を起こしていくことが大切です。
例えば、嫌な仕事があれば、転職を考えたり、上司に相談して業務内容を変えてもらうようにお願いしたりします。嫌な人間関係については、距離を置くことを試みるか、直接コミュニケーションをとって問題を解決する方法を探します。
例えば、満員電車が嫌で仕事を辞めたいなら、バイク通勤や近くに住むことを検討するなど。
小さな苦しみが積み重なると大きな苦しみになります。そういった小さな嫌なことから片付けるといつの間にか大きな苦しみもほぼ苦しくなくなるということもあります。
嫌なことをやめた先に待つもの
嫌なことをやめることで、自分の時間とエネルギーを取り戻すことができます。
すると、好きなことに時間を使う余裕ができ、新しい挑戦に対する意欲も高まります。最終的には、自分が本当にやりたいことに集中できる環境を作ることができます。
結論
好きなことを見つける前に、まず嫌なことをやめることは、人生をより豊かにするための第一歩です。
とにかく、嫌なことだらけの毎日をしているとエネルギーの枯渇状態で人生がつまらなく感じてくることでしょう。それらを少しずつやめることで、自分自身に余裕を持たせ、まずはエネルギーを取り戻しましょう。
エネルギーが回復しさえすれば、何かに挑戦したくなったり、今まで通りの生活でも豊かさや心地よさを感じることができ、本当に景色が変わってくると思います。
ぜひ挑戦してみてください。
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