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公務員を辞めて良かったこと、悪かったこと

目次

はじめに

寝坊主です。

公務員としてのキャリアを築いてきた多くの人にとって、その安定性や福利厚生の充実は大きな魅力です。私自身も公務員になる際の理由は安定性、福利厚生、定時帰り(現実は全く違いました笑)でした。
しかし、私自身はある時点で公務員を辞め、新たな道を選ぶことにしました。
今回は、私が公務員を辞めて1年くらい立ったので良かったこと、悪かったことを振り返って見たいと思います。

良かったこと

自由な時間の確保

公務員として働いていると、決まった時間に出勤し、だいたい残業して退勤する日々が続きました。辞めたことで、自分の好きな時間に働くことができるようになりました。特に私のようにフリーランスや自営業の場合、仕事のスケジュールを自分で管理できるため、プライベートの時間も充実させやすくなります。

憂鬱がなくなる

公務員として働いているときは、日曜日〜月曜の出勤時間までが特に憂鬱でした。週に2日間が地獄の底という感じでした。もちろんその原因になっている月曜日〜金曜日もストレスが多かったので、一週間に幸せを感じられる日は金曜日の退勤〜土曜日に眠りにつくまでというなんとも7分の1という状態になっていました。

自分で選択した人との出会い

公務員の際の仕事は異動した際に強制的に新しい人との出会いがありましたが、働かないおじさんとか厄介な人との出会いが多くあまり人との出会いをポジティブに感じられていませんでした。辞めた後は、自分からしゃべってみたい人にアプローチしてみたりして、今まで関わっていなかった価値観の似ている人(セミリタイヤしている人や節約・お金を貯めるのが好きな人)などと出会える機会が増えました。

ストレスの軽減

公務員の仕事には、人間関係や上司からのプレッシャー、業務の多さなどストレス要因が多々あります。辞めたことで、こうしたストレスから解放され、心身ともに健康を保ちやすくなりました。

悪かったこと

経済的な不安定さ
公務員の安定した収入を手放すことで、経済的な不安が増すことは避けられません。私はある程度資産を貯めた状態であった上に、妻が先行して事業を始めてくれていたおかげで、特に初期段階の、収入が安定せず、生活費のやりくりに苦労することがなかったので良かったのですが、それでも定期的な収入がなくなるので、不安定さが気になることもあります。

社会的な信用の低下
公務員という肩書きは社会的な信用度が高く、ローンやクレジットカードの審査でも有利に働きます。辞めた後は、そんなに与信を使用する機会がないので実感はしていませんが、家が欲しいなと感じた時に、今の状況でもしローンを組もうと思ったら組めるのかなと感じたりしました。

孤独感
公務員時代は同僚や上司との交流があり、個別で働くことも多かったですが、もちろんチームで働くこともありました。辞めた後は基本的に夫婦だけで仕事しているので、夫婦で喧嘩した際などは、孤独感を感じることも増えました。私は特に友人がほぼ皆無なので、コミュニティやネットワーキングの重要性を痛感しました。

自己管理の難しさ
自由な時間を手に入れた反面、自分自身で仕事を管理する必要があります。自己管理が苦手な人にとっては、時間の使い方やモチベーションの維持が難しいと感じることがあるかもしれません。私自身も自由な時間がなんでもあるからいろんなことに挑戦できるぞ!と思ったのですが、結局は怠惰に過ごしてしまっていることが多いです。時間もそこそこのお金もあるのに新しいことに挑戦していない、継続できないのは自分のダメさに言い訳ができないので少し辛いですね。

まとめ

公務員を辞めるという決断は、私自身もとても不安が大きくやってけるのか心配でした。たぶん、公務員を目指す方、なった方は安定思考の方が多いのでなおさらだと思います。
上記のように悪い点もあえてたくさん書きましたが、個人的には私はとても居心地の良い生活になりました。それは、内向的な私自身の特徴からそうなっているのだと思いますので、ご自身の価値観やライフスタイルに合わせて選択することが大切だと思います。
私はこの決断を通じて、多くの新しい経験を積むことができましたし、不安になることももちろんありますが、今のところその選択に満足しています。
毎日職場に行くのが辛くて、日曜日から布団に篭ってばかりだった過去の私のような方々にとって、この経験が少しでも参考になれば嬉しいです。

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